電気も消してあこがれながら
この眠れない夜の両目に、
何かゆっくりしたやさしいことを映してくれなきや、
夢に生まれる赤ちゃんの顔がそこに、
わからない。
明日の無い人
そこには思いやりや福祉の心は無かったように思う、
ただ今日一日の最後に、残った私の元気をその人に使ったということ。
人間が思いきり倒れるその力の迫力を横目で見流せるほど、
鈍感では無かった様。
どころか帰り道不必要に疲れてしまっていた心がいやだった、
泣きたくなってとっても話がしたかったけれどそうしなかったこと、
今度会ったら君に話します。
夕方と音楽と人間が力を合わせて
意中かもしれない人のライブを観に。
しかし女の子みんなかわいい。
その影響で少し所在なさげな気味のままライブを観、聴き。
歌を歌う顔はとてもすばらしい、
人間の本気の表情には吸い込まれる
真夜中の黒い海に吸い込まれそうになったのと全く同じ、
人間と海は同じ。
淋しいも楽しいも同じ、
そこに居るのも居ないのも同じ。
愛情表現
キッスでしょうか、
抱擁でしょうか、
握手しましょうか、、
涙でしょうか目線でしょうか、
人それぞれの愛情表現に興味がある
ちなみに私はポケットにそっとねじを放り込みます
川面に映るあやしい金色
前の付き合っていた人とおしまいになってから二年間、
ねじとか虫のことばかり考えていて、
異性へのごく特別な感情は欠落したものと思っていた。
しかし違った、
その人は男として人間として、
かっこいいとか好きというよりは『正しかった』
何をとっても正解だった。
私は久しぶりに、
この人に好かれてみたい、と思った。
彼のいつか
いつかの匂いのする
彼の『いつか…』がこわい時