危険な五月

五月が始まる。
この季節に関しては、
思い出したい事や思い出せない事が多すぎる、
だからとっても思考する。
が、
今晩は心許せる友二人と会い、大いに笑い。
顔以上に心が笑うのは健康的な事だった。
近頃の引っ込み思案や無表情や無口や脳のフル回転が、
みんなみんな溶けたように思う。
時に私の好きなのは、
日が暮れたがまだ闇でもないあの時間。
一人で居たいような、隣に誰か居たらいいような。
感傷的な時間だと思うのに、
好きである奇妙。