2004-04-01から1ヶ月間の記事一覧

動物と暮らす休日の諸々

父の健康診断の付き添いで青木町病院という奇怪な病院へ。 戦時中と思われる集合写真や、 無気味な貼り紙が壁じゅうに。 時折、サルの薫製のような医者が廊下を横切る。 帰り、父と行き違い。 東急ハンズにて化学用品とペット用品。 - エビドリアンが変な動…

肌と夢

人間の肌に触る。 人間の肌の温度や感触は、どきっとする。 何から何まで伝えた伝わってきた気になる。 温かい、ぬるい、冷たい。 しかしくっつけば同じになれる。 きっと。 今晩の、夢にも見る。

えび生活開始

ついに海老を飼うに至った。 大和沼えびのオスとメス一匹ずつ。 えび平・エビドリアンと呼ぼう。 そしてさらにカブト虫の幼虫までも頂いた! こちらはまだ名は無い。 部屋には私も入れて命が四つ、 一緒に暮らそう。

電車と骨と思う

生まれて初めて父親と二人で電車に。 うわあ自分で運転しないのに動いた、と騒ぐ。 切符の買い方から電車の乗り方まで新鮮に楽しい。 夜になって、白骨が家に来た。 祖母の足である。 八十年間動き続けた身体の一部は、 静かだが圧倒的な迫力である。 今夜は…

背中のふわふわした部位がいい

この春ニ度目、瀕死のクマバチを発見。 こないだは家に連れ帰り。 今日は夜まで放置しておいたら誰かに踏まれたのか千切れていた。 ごめんごめんねと謝ったら土に埋めて帰った、 かわいそうなこと。  部屋を掃除しよう、 絶対に捨てられない物というのは…

人間と海

今日は人間が海とつながりに行った。 時にみんなの日常を溶かす海はどうなんだ、 ちゃんと青を保てていますかと聞いたところ、 人間の素手の感触がくすぐったい気持ちいいとのこと。 青に関しては答えなし。 なーんだと思い、 貝をたくさん捕まえて連れ…

猫とネジと虫

夢のような昆虫図鑑を買った。 私は小さな頃 虫のお医者さんになりたかった。 人間として生まれる前は猫かネジか虫だったかも知れない。 その3つは私の暮らしに欠かせないもので、 それは多分何歳になっても同じ。

如何にして

川端康成の書はいちいち面白すぎて幾度も本をぱたんと閉じる。 描写や登場人物の言葉など、面白すぎて疲労する。 今は『美しさと哀しみと』を読んでいる。 これも多分『みずうみ』に並ぶ傑作の予感かな。  最近は名を呼びすてしてくれる人に会えるとうれし…

時は不思議する

本当は時なんてないのかもしれない。 少なくとも流れを感じない。 ないでほしい。本当はつくりごとであってほしい。 それを一応刻む時計がこわい。 私はつくづく、時計という器械が苦手です。 日中よく笑うので、顔の筋肉が痛む。 豊田道倫の音楽が夜に溶け…

人間のかたち

切断した足は火葬して骨にし、 死んだ際に棺に入れれば天国ではまた二本足で歩ける。 という話をした。 もう春なら、何もかもシンプルになってゆきたい。

回転開始

今日から始まるこの電気日記、 私は日常に不思議を求めます。 から、 こんな露出狂みたいなことしますのかな・