2004-06-09 感情的な眠り際 想像力を持って一個の素晴らしい領域に達した、 この不思議な一時にも現る夜明けという恐ろしき明るみを、 今度こそこの目でくっきりと見て知ってみたら、 朝へのこの畏怖は消滅するのかもしれない。 けど結局そうはしないでいつも急いで眠ろうとする。 みんな大嘘つきになって、 人間を酔わせてよ。 そんな事を考えながら浅い眠りに落ちる頃、 いじわるな光の欠片が 顔のあたりを眩しくする。