壁の向こうは何味

早朝、えびにまつわる怖い夢で起き。
放心したあと布団でふかふかして立ち上がる。
寝起き悪徳になる自分は将来誰からも幻滅されてしまう。
直せ。
十代さいごの仕事、
他人の身体のようにぎこちない働き。
こういう日は無責任にも、
天から地すべてを知ってるえらい何者かに試されているような気。
果て私は負けかしら、
炎上するマンションの一室かしら。
はやく三遊亭圓歌の『坊主のあそび』を聴きたい。
何でも、両極端に置かれている二つのもは、
イコールに成り得る。
古いものは新しいものより更に新しく感ずる事がある、
天才級の頭のよい人それは要するに馬鹿と同じと思う。
間違ったことかもしれないけど、
そうとしか思えない。