雨の君ほどける直情

見るところ君はいつも雨に降られていますねぇ、
いつもいつも、
私の知ってる雨も知らない雨も
君の髪を濡らす頃
君が居なくともこの心臓は
君に降る雨と同じように打つ むなしさです
君に冷たい雨です
から、
当然この心臓も寒くって冷たくって、
誰かに触りたいとしたら
その誰かはもうとっくに決まってるなら
それが君だとしたら
迷わずゆけばいいでしょうか、
同じ雨が私の頭の上にも降ってくれる幸せでしょうか