あやまちの入り口

朝から大人しく仕事す。
事務所の隣、
廃虚と化した病院の倒壊作業途中を撮影、
まったく現実的ではなかった面白さ、
暗がりに浮き上がる鉄くずの妖怪たち。
妖怪といえば水木しげるマンガには何時でも夢中になれる。

たとえば意中の人がいたとして、
その人に好きになってもらえるように、
その感じで分かりやすく接したりということができない。
器用に、素直に、かわいく、が、できない。
から相手は気づかないそのまま、
なんてことのない存在でしか無いまま。
そういうことなので、
やっぱりとても難しいことと思う。
前はもっと違ったけれど。
はやくはやく人間に触らないと、
人間で居られなくなりそうだ。
これはこれは。
今、
自分が何者か、名前は何か、
誰か声を大にして言ってくれたら、
その人のこと好きになってしまうかも知れない。